【電気リールバッテリー特集】 電気リールバッテリーの メリット・種類・おすすめの メーカーを一挙紹介

電動リールのバッテリーといえば、どこのメーカーを思い浮かべますか?ダイワの電動リールバッテリーや、シマノの電動リールバッテリーなどは有名なので、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

電動リールのバッテリーにも様々な種類があります。今回は、釣りでバッテリー付き電動リールを使うメリットや、電動リールバッテリーの種類、おすすめのメーカーについて、詳しくみていきましょう。

まず、海釣りでバッテリー付き電動リールを用いるメリットをご紹介します。海釣りで電動リールを用いると、手巻きのリールと違って自動で巻き上げてくれるため、疲れを大幅に軽減することができます。特に、水深が深いところだと、バッテリー付きの電動リールは必須だといえます。また、手巻きのリールと比べて巻き上げも早いため、釣り上げる効率もアップします。さらに、魚を逃しやすいポンピング動作を行う必要もなく、一気に巻き上げることができますから、コントロールがしやすく、釣果に結びつきやすくなります。

電動リールでの釣りは、カワハギやアジなどの小型の魚をはじめ、ヒラマサ、スルメイカ、カンパチ、マダイ、ブリといった大型の魚にも効果を発揮します。メインとなる餌釣りの他、ルアーを使うエギングに使用するケースもあります。狙う魚によって、電動リールのパワーやサイズについては調整する必要があります。大型の電動リールがあれば、船釣りでの大物狙いも楽しむことができるでしょう。

電動リールの動力源は、船釣りの場合、基本的には船の電源を利用します。しかし、電源のない船も稀にありますし、陸釣りで電動リールを使いたい時には電源の確保が難しいですよね。そんな時に利用するのが、電動リールバッテリーです。

電動リールの動力源となるのが、電動リールバッテリーです。電動リールバッテリーには、小型・中型・大型それぞれの電動リールサイズに合ったバッテリーが用意されています。電動リールのバッテリーには、乗用車などに使うものと同等のサイズのバッテリーもありますが、コードレスで利用できる小型のものもあります。また、最近では大容量の電気リールバッテリーとしてリチウムイオンバッテリーも多くなってきています。

大型のバッテリーであれば、電気量の持ちが良いため、バッテリー切れの心配は非常に少なくなります。水深のある場所で重いおもりを利用して、何度も巻き上げをする必要がある場合などに適しています。しかしその分、重量があるため、持ち運びに苦労することがあるかもしれません。
一方で、小型のバッテリーやコードレスバッテリーであれば、取り扱いもしやすく、軽量なので持ち運びにも便利です。しかしながら、大型のバッテリーと比べて電気量の持ちは良くないため、使用するおもりや釣りの状況によっても変わってくるものの、バッテリーを2個ほど持っておかなければ1日持たないケースもあるようです。

大型のバッテリーの相場はだいたい7,000円〜30,000円程度で、小型のバッテリーおよびコードレスバッテリーの相場は、20,000円〜30,000円程度です。価格的には小型の使いやすいバッテリーの方が少々割高になりますが、釣りの用途に応じて、どちらが良いかを決めると良いでしょう。

電気リールバッテリーで有名なメーカーといえば、やはりダイワとシマノです。ダイワの電気リールバッテリー、シマノの電気リールバッテリー共に高いシェアを誇っており、性能的な優劣はそれほど大きくはないため、選び方に関しては個人の好みを優先させても良いかと思われます。

なお、電動リールバッテリーの対応サイズ番号ですが、ダイワとシマノで数字が異なるので注意してください。たとえば、小型電動リール対応バッテリーの場合、対応サイズは、シマノで300番、400番、800番 1000番 2000番 3000番となりますが、ダイワは150番 200番 300番 400番 500番となります。詳しい対応サイズに関しては、ご自分で確認するのはもちろんのこと、販売店のスタッフなどにも問い合わせてみましょう。