バッテリーのマイナス端子が溶けた
トラブル状況
- エンジン始動できない
- バッテリーのマイナス端子が溶けている
原因
原因の可能性はいくつか考えられます。
1、端子の汚れや緩み
プラスのバッテリーケーブルが、車体のどこかに挟み込まれてショートしている可能性があります。再度、しっかりと調べてみる必要があります。
バッテリーのマイナス端子間に、一瞬のスパークでスラッジ(汚れ)が形成されると明らかに端子はしっかり取り付けてあるのに導通しにくい状態となります。
端子に汚れがつくと、面ではなく点で接続された状態となるため、その点の部分に大きな電流が集中したため、端子が溶けたと考えられます。
必ず定期的に端子の点検を行いましょう。(端子はしっかりと磨いてください。)
※特にハーレーなどの、大型車は流れる電流が大きいため要注意です。
2、ショートしている状態
プラスのバッテリーケーブルが、車体のどこかに挟み込まれてショートしている可能性があります。再度、しっかりと調べてみる必要があります。
3、レギュレータの故障
レギュレータが故障状態の場合、バッテリー交換時に大きな火花・煙等がでる場合があります。
レギュレータが正常であれば、大きな火花・煙が出るという事はありませんので、バッテリーの端子が溶けたり、膨張・爆発したりするということは、相当量の異常な電流が流れていることになります。
※バッテリー交換時に、パチッという小さな火花は出ることがありますが、それは正常です。