【保存版】 バイクのバッテリーが 上がったときの対処法

バイクのバッテリーが上がったときの対処法

「バッテリーが上がった時の対処の仕方がわからない……」
「一度上がってしまったバイクのバッテリーはもう充電できないの?」
突然のバイクのバッテリー上がり。対処の方法を知らないと、焦ってしまいますよね。
今回は、バイクのバッテリーが上がってしまった時の対処法を詳しく解説してまいります。
「バッテリーが上がる」という現象は、バイクのバッテリー内に蓄えられている電気量が、一定の量以下になってしまうことで発生します。バッテリー上がりにつながる代表的な事例としては、以下のようなものが挙げられます。
・バイクのパーキングライトを消し忘れてしまった。
・メットインスペースのライトを点けっぱなしにしてしまった。
・長時間乗っていなかったため、バッテリーが自然放電した。
・充電装置が故障しているため、バッテリーの充電量が不足していた。
・配線が劣化しているため、バッテリーの電気がリークしてしまった。
・バッテリー端子が緩んでいるため、接触不良を起こしていた。
・バッテリーが寿命に達した。
・事故などでバッテリー内部が故障した。
また、バッテリーが上がる前には、セルスターターの勢いが落ちる、ホーン音量が低下する、などといったバッテリー電圧の不足が原因と考えられる兆候がみられるケースがあります。 こうした兆候がみられたら、早めにバッテリーのケアを行うのがバッテリー上がりを未然に防ぐコツです。
もしも何も備えをしていない状態でバッテリーが上がってしまった場合、完全に立ち往生してしまいますから、JAFに依頼をする以外に方法がありません。しかしながら、JAFに依頼をした場合、会員でないと数万円ほどの費用が発生することもあります。できれば、自力で回復させられるならば対処したいところですよね。それでは、実際にどのような対処法があるのかを、詳しくみていきましょう。

キックスタートやジャンプスターターなどを試す

その場合に試すのが、ジャンプスターターです。必要なものは、ジャンプケーブルとジャンプスターターや他の自動車などの電源で、これらを用いてバッテリーに電気を供給します。ジャンプスターターについては、エンジン始動に必要な12Vの電源を確保すれば良いので、理論的には乾電池8本程度の電源があれば事足りることになります。
最近では、小型のジャンプスターターが開発されており、スマートフォンやパソコン充電もできるようなタイプがありますので、ジャンプスターター兼充電器として常備しておくと便利でしょう。値段としては、7,000円〜13,000円程度で購入が可能となっています。

バッテリーを取り外して販売店などで充電する

自前のジャンプスターターを持っておくと安心ではあるものの、先ほどもお伝えしたとおり7,000円〜13,000円と、決して安くはありません。最寄りに販売店がある場合は、バイクのバッテリー上がりの兆候を見逃さないようにして、兆候がみられた場合はメンテナンスを行うようにすれば、安価に対応することも可能です。

それでもバッテリーが掛からない場合は新品交換

バッテリーは使い始めた瞬間から劣化が始まるため、一般的には3年程度で交換の時期となると言われています。なお、バッテリーを取り外す時は、マイナス端子からプラス端子の順に取り外し、取り付けは、プラス端子からマイナス端子の順に行います。ぜひとも覚えておいてください。