軽自動車のバッテリー

バッテリー上がりやバッテリー寿命による突然のトラブル。ロードサービスを行うJAFによると、バッテリー上がりは年間を通して常に上位の出動要因となっているそう。そのようなバッテリートラブルで慌てないために、軽自動車のバッテリー寿命や交換時期、バッテリーの価格の目安や選び方のポイントについて紹介します。

車のバッテリー寿命は3~5年が一般的ですが、車の乗り方や使用頻度などによって大きく変わります。バッテリー寿命が短くなりやすい乗り方は、例えばライトやカーナビ、オーディオ機器を長時間使いながらの運転や、長期間エンジンをかけなかったりすることが挙げられます。一度バッテリーが上がってしまったものなどは、使用期間が1年未満であっても使えなくなってしまうことがあります。
適切な交換時期は一概には言えませんが、普通に乗っているのであれば、1~5年の間に交換するのが妥当でしょう。中には5年、10年と使用しても問題ない場合もあるようですが、安全のためにも早めの交換をおすすめします。
適切な交換時期は一概には言えませんが、普通に乗っているのであれば、1~5年の間に交換するのが妥当でしょう。中には5年、10年と使用しても問題ない場合もあるようですが、安全のためにも早めの交換をおすすめします。


- 頻繁に乗っているのにエンジンがかかりにくくなる
- キュルキュルという音がする
- エンジン始動時のセルモーターの回転が弱くなっている
- パワーウィンドウの動きが遅くなる
- ヘッドライトが暗くなる

バッテリー交換の際、気になるのが値段だと思います。バッテリーの値段は様々で、一般的に普及している軽自動車のバッテリー型番(40B19L、40B19R)では、新品の純正バッテリーが2,000円台から購入することができます。
また、価格は購入場所やブランドでも変わってきます。
※軽自動車バッテリーの性能ランク幅は、約38~35です。その中で最も普及しているランクは、40となっています。
また、価格は購入場所やブランドでも変わってきます。
※軽自動車バッテリーの性能ランク幅は、約38~35です。その中で最も普及しているランクは、40となっています。
バッテリーを購入する場所と価格、交換費用について
・ディーラー
純正を扱っていて品質も安心ですが、高価です。バッテリー、工賃込で1万円前後で交換できます。
・オートショップ、カー用品店、ガソリンスタンド
多種多様のバッテリーが揃っています。交換工賃込で、相場は5,000~8,000円程度です。
・ホームセンター
廉価品が多く、バッテリー自体の値段により工賃も変わりますが、安いバッテリーなら、5,000円程度での交換が可能です。こちらは、工賃別となります。
・ネット通販
品揃えが豊富で、新品の純正を安価に買うことも可能です。
※バッテリーは通常廃棄ができません。購入前に、古いバッテリーの引き取りが可能かなどの確認をしておきましょう。
バッテリーを用意して持ち込みで交換する場合
バッテリーは自分で交換することもできますが、慣れない方はプロに任せましょう。ディーラーや整備工場、ガソリンスタンドなどへ購入したバッテリーを持ち込み、交換してもらうことも可能です。
バッテリー交換のみは、ディーラーで500~1,000円程度が一般的。
バッテリーストア.comで安く購入し、最寄りの交換所に持ち込まれるのもいいでしょう。
バッテリー交換のみは、ディーラーで500~1,000円程度が一般的。
バッテリーストア.comで安く購入し、最寄りの交換所に持ち込まれるのもいいでしょう。
バッテリーの交換方法
方法さえ間違えなければ、バッテリーの交換は簡単にできます。必要な工具は軍手と10ミリスパナだけ。出費を抑えたい方には節約にもなります。
※使用済のバッテリーは個人廃棄となります。また、車種によりカーオーディオなどの再設定が必要な場合もあります。
※使用済のバッテリーは個人廃棄となります。また、車種によりカーオーディオなどの再設定が必要な場合もあります。
バッテリーのセルフ交換の手順
車のエンジンを切り、キーを抜く。
バッテリーのマイナス端子を外した後、プラス端子を外す。
バッテリーを固定している金具を外す。
古いバッテリーを取り出し、新しいバッテリーと交換する。
バッテリーの固定金具をつける。
バッテリーのプラス端子を付けた後、マイナス端子を付ける。
※プラス端子とマイナス端子をつなぐ順番に注意しましょう。プラス端子には赤いカバーが付いていることが多いので、注意して作業を行います。また、端子の取り外しをする際は、工具が逆の端子に接触しないよう気を付けましょう。接触してしまうと感電する恐れがあります。
※ハイブリッド車や電気自動車はバッテリーのセルフ交換ができません。
※ハイブリッド車や電気自動車はバッテリーのセルフ交換ができません。
まとめ
突然起こるバッテリーのトラブルに慌てないためにも、バッテリーの使用年数や走行距離などを覚えておくとともに、バッテリーの状態を見ながら交換時期を判断し、早めに交換するようにしましょう。また、事前に互換バッテリーや交換方法などを調べて決めておくと、いざという時も安心ですよ。
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